同胞援護会は、敗戦後まもなく戦時下の軍人援護会と戦災援護会の合併を機に全国組織として、日本の社会事業発展を目指して誕生しました。
やがて全国支部組織から独立し、東京都同胞援護会として、戦後の復興事業から新しい社会福祉を目標として生まれ変わりました。
発足において同胞援護会は、「同胞愛」、「四海皆兄弟」、「扶け合い」の言葉を基本理念に掲げました。戦後の荒廃した社会にあって、何よりも国民の復興に向けた精神のよりどころを高く標榜したものでした。
同胞援護会は、戦後の混乱期から幾多の時代変遷にあっても、変わることなく社会福祉の道を、多くの人々とともに歩んできました。
この精神は現在もなお同胞援護会の理念として、強く受け継がれているものであります。
いずれの時代にあっても福祉は、普遍的なものであり私たちは、常に地域の皆様とともに、基本的人権の思想を何よりも尊重し、真の福祉を目指して迷うことなく進んで参ります。
東京都同胞援護会は、これからもこの崇高な理念を基本にして、福祉社会の恵沢を、全ての人々と分かち合うために努めていきます。
法人事務局
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